朝日新聞10月29日
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宮崎日日新聞
記事より。
三股町商工会青年部(桑山悟部長)はこのほど、同町の公文式三股東教室で知的発達障害者のバンド「カーニバル」(朝倉啓子代表)に楽器三点を寄贈した。青年部が取り組んでいる地域貢献活動の一環で、楽器の寄贈を行うのは初めて。
同町内を拠点に一昨年から活動している「カーニバル」を応援しようと、今年八月にJR三股町駅前でチャリティービアガーデンを開催。益金を使ってテンプルブロック(木琴)、打楽器のボンゴ、ジャンベやボンゴ台を購入し、「カーニバル」が練習会場にしている同教室で手渡した。
楽器を受け取った「カーニバル」のメンバーはその場でオリジナル曲「SMILE」を演奏し、感謝の気持ちを表現。桑山部長は「カーニバルの皆さんが喜んでくれてよかった。このような事業に今後も取り組んでいきたい」と話していた。
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「子どもの権利条約」宮崎の会の会報誌に掲載された原稿の
第2弾。
サポートメンバー 小山貴也さんの登場。
「カーニバル」に参加して小山貴也
「カーニバル」は知的障害をもつ10代~30代の10人のメンバーを中心に、サ
ポート・メンバー数人と、プロデューサーの楠原和代さんを加えたメンバーによるバ
ンドである。そこに、メンバーの保護者の方達をはじめとする多くの方々のサポート
を受けて、活動を続けており、これまでにさまざまなイヴェントに参加する傍ら、単
独でのコンサートも成功させている。
僕が最初にカーニバルへの参加を依頼されたとき、全く抵抗を感じなかった、と
いえば嘘になる。知的障害者に対して僕の持っていたイメージ、というものが、何か
こう、気持ち悪い存在、劣った存在、という面があったので、果たして、一緒に音楽
活動を続けていけるのだろうか?と少しばかり思ったことも事実だ。
でも、音楽を通して彼らとコミュニケイションを重ねるうち、そんな気持ちはど
こかに消え去ってしまった。彼らは皆、本当に音楽が大好きだし、「今」を全力で生
きている。そして、無邪気で、心がきれいだ。こんな書き方をすると、僕が知的障害
者というものを、必要以上に美化していると思う方がおられるかもしれないが、少な
くともカーニバルのメンバーに限っていえば、事実なのだ。
そんなカーニバルと僕が関わって、もう、2年以上になるが、メンバー達のパ
ワー、テンションの高さにはいつも圧倒され続けている。 もう本当、彼らについて
いくだけでも一苦労で、一曲歌い終わると、ぐったり~、という感じ。でも、楽し
い。文句なしに楽しい。
実は、この「楽しい」という気持ち、とっても重要だと思うのだ。僕がカーニバ
ルと関わり始めたときから心がけていることのひとつに、「楽しんでいこう」という
のがある。義務感でやるのは絶対にやめよう、と。義務感でやってたら、自分もシン
ドイだけだし、メンバーにもそれが伝わってしまうと思う。そんなんだったら、やめ
た方がいい。
だから、僕は、一回一回の練習を最大限楽しむために、「声を出す」こと、「体
を動かす」ことを心がけている。そうすると、自然とテンションも上がってくるし、
楽しい気分になってくる。頭で考えているだけじゃ、ダメだ。
それにしても、つくづく、音楽っていいなー、と思う。僕自身、もはや音楽なし
では生きて行けないほど、音楽にのめりこんでいる人間なのだが、日頃から、音楽のパ
ワーの凄さというものを実感している。
良質な音楽は人の精神を鼓舞し、勇気や力や感動を与え、聴き手が成長するき
っかけを与えてくれる。そして、ゆくゆくは社会変革のきっかけになる可能性すら秘
めている、と思う。
音楽で社会が変革できるか?この問いに対して、それは無理だ、と考える人は
少なくない。しかし、僕はこう考える。確かに、音楽の力だけで社会を変革するのは
難しいだろう。しかし、そのきっかけには十分なりうると思う。だから大切なのは、
音楽から力なり、勇気なり、メッセージなりを受け取った人間が、何らかの行動を起こ
すことだと思う。だから、カーニバルの音楽活動が、そのきっかけになれば、とても
素晴らしいことだと思う。
個性派ぞろいのカーニバルをまとめていくのには、大変なパワーが要る。しか
し、やりがいのある、楽しい苦労である。
以前、サポート・メンバーの一人である板谷浩臣君が、「僕がメンバーをサポー
トしているというよりも、僕がメンバーからサポートされている」という内容のことを
言っていたが、僕自身、「ああ、メンバーからサポートされているなあ」と実感する場面
は少なくない。これからも、お互い支えあいながら、楽しみつつ、少しでもメンバーの
役に立てるように、精進していこうと思っている。
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「子どもの権利条約」宮崎の会の会報誌(11月2日)に
(「カーニバルと映画「ありがとね」)の記事が載りました。
カーニバルと映画「ありがとね」 板谷麻生(三股町、歯科医)
カーニバルは宮崎県三股町を中心に活動している音楽バンドで、知的発達障害をもつ 10 人の男女と彼らをサポートするメンバーで構成されています。 カーニバルの練習は月に2回、作業所などでの仕事が終わった後の夜 8 時ごろから行っています。毎回、にぎやかで楽しい練習です。
カーニバルのバンドとしての特徴は、オリジナル曲が多いことです。サポートメンバーが作詞、作曲、編曲をして曲を提供できることが強みです。メンバーが日頃思っていることや感じたことを基にして作った曲もあり、 10 人の個性がそれぞれ光り輝いています。歌が好きなメンバーは歌を、歌が困難なメンバーは踊りや楽器を演奏したりと、自分の得意なことを生かして参加しています。
2004 年 12 月に行った初コンサートでは、 公演後に観客の皆さんから、「素晴らしかった」「がんばったね」と声がかかり、予想以上に大きな反響がありました。
映画「ありがとね」はカーニバルが、昨年12月に、初めての自主コンサートを開くまでの道のりを描いた記録映画です。「ありがとね」は小林市出身の坂元敏志さんの初監督作品で、笑いと涙と感動が同時に楽しめる作品に仕上がっています。今年 5 月、宮崎市で行われた映画完成試写会で、バンドの保護者会代表の朝倉さんは挨拶でこう締めくくりました。
「この映画を通して障害者も健常者と言われる人たちも一緒に共同して出来る事の素晴らしさと障害者が胸をはって生き生きできる事があるのだと確信して欲しいと思います」
今年の 5 月 18 日を皮切りに宮崎県内を中心に全国各地で上映されています。
10 月以降の上映予定は以下です。
10 月 23 日(日) 宮崎女子短期大学
10 月 27 日(木) 高原町 ほほえみ館
10 月 29 日(土) 高崎町総合体育館武道場
10 月 29 日(土) 高城町中央公民館
高城町 19:00 開場
19:30 上映開始
高崎町と高城町は、同日です。
昼間に高崎町、夜に高城町になります。
11 月 11 日(金) 人吉市カルチャー文化センター 18 時 30 分より
11 月 12 日(土) 須恵文化ホール
1 回目 13 時 30 分 より
2 回目 18 時 30 分 より
11 月 13 日(日) 日本福祉大学(愛知県)
カーニバル 連絡先 〒 889-1901 宮崎県北諸県郡三股町樺山 3258
「ありがとね」上映実行委員会
(楠原和代)℡・ fax 0986-52-6860
Mail info@jcap.org
カーニバル HP http://homepage2.nifty.com/carnival/
カーニバル Blog http://temsit.cocolog-nifty.com/carnival/
映画の配給に関する問い合わせは
「ありがとね」配給委員会
℡ 0985-50-5578
参考までにオリジナル曲の詞です。
「素晴らしい日々」
作詞・作曲 板谷 浩臣
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい今のために♪
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい明日のために♪
昨日よりも今日 今日よりも明日
どんどん強くなる どんどん楽しくなる
シャララララ 僕たちのメッセージ聞こえるかい
シャララララ 前を向いて一生懸命がんばるぞ みんなで力をあわせて
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい今のために♪
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい明日のために♪
夢はふくらむもの 愛は広がるもの
どんどん輝ける どんどん嬉しくなる
シャララララ 僕たちのメッセージ聞こえるかい
シャララララ 前を向いて一生懸命がんばるぞ みんなで力をあわせて
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい今のために♪
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい明日のために♪
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい今のために♪
さあみんなで手をたたこう♪ 素晴らしい明日のために♪
ラララララ‥‥(合唱)
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